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ロンドン交通博物館(所在地:ロンドン/コヴェントガーデン)
London Transport Museum
Covent Garden Piazza London WC2E 7BB

アクセス:地下鉄コベントガーデン駅下車
公式サイト:http://www.ltmuseum.co.uk/index.html


ミュージアム見学記:

ヨークの鉄道博物館が、その名通り鉄道の博物館なら、こちらはロンドン地下鉄(通称チューブ)と、ロンドンバスが中心の博物館です。乗り合い馬車やトラムの実物や、モデルや、ジオラマなどもあります。
とても楽しいところで、場所もコベントガーデンと便利な所にあるのでおすすめです。

のっけから余談ですが、地下鉄マークのグッズなども充実していて、ショップも楽しいです。ここの地下鉄マークのペンケースや水筒を小さい子へのお土産にしたら、とても喜んでくれました。
ショップ横にはカフェもあります。

博物館内は、展示物を見ながらスタンプラリーできるようになっていて、子供だけでなく大人の男の人も、たのしそーにスタンプ押して回ってました。列車マニアはどこの国も同じですね。



オムニバス
ヴィクトリア時代のバスです。
2階立ての大きな馬車。
背が高いので、やはり転倒などの事故があったそうです。
広告にNESTLE'sのマークが。今もあるチョコの会社です。当時のシティーにひしめく乗り合い馬車の写真を見ると、このNESTLE'sの看板をしょっちゅう目にします。それだけメジャーな企業だったということでしょう。

主に庶民(花売り等の路上労働者など、下層労働者階級は含まれない)の足として活躍しました。
なぜかレディーの乗る物ではないと言われてたらしいです。
でもいかにもベルは乗りたがりそうな乗り物です。

しかし当時のレディーのマナーに深く言及し出すと、ベルがよく乗ってる2輪馬車(ハンサム)にも、レディーはひとりで乗るものじゃないと言われてたそうで、もうどうしろっつーねん(笑)という感じですが。


現代でもそうですが、マナー教本のたぐいは実にやかまし…いや小うるさ…いやその…(笑)




こちらはホーストラム。上の乗り合い馬車と同じで馬が引いていますが、こちらは線路があります。
これが1910年ごろになると電化され(エレクトリック トラム)、車が登場し、モーターバスが走りはじめます。
これはそのまま現代のロンドン名物2階建てバスに継承されているわけですが、この名物もどうやら2005年には廃止になるという噂。
さて、次はどんなふうに変わってゆくのでしょうか?


□地下鉄について
ヴィクトリア時代の地下鉄は、地下なのに、蒸気機関車でした。
顔や服、まっくろになりそうな気がします。
ロンドンの地下鉄は、戦時中には、そのまま防空ごうとして使用されました。



□おまけ
ショップで買った本の一部です。
トランスポートミュージアムなのに、なぜか左端はヴィクトリア時代の犯罪記録の本。←なぜ!? (でも買ってくるあたりが…)


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