【レディー・ヴィクトリアン】
 


*物語*
舞台は19世紀・1878年の英国。
ヴィクトリア女王の治世、女性の文化が華やいだ頃。
主人公【ベル】は16歳。人間より羊が多いウィンチ村からやってきた、新米の家庭教師(ガヴァネス)。
ベルの恋と憧れと、楽しくも波乱のロンドン生活を描いた、ヴィクトリア朝ロマンス。

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*登場人物紹介*
(物語の全編を通して登場する人物)




ブルーベル・リリー・エヴァローズ
通称/ベル

身長150センチの小柄な体に、好奇心いっぱいの元気な性格の女の子。

本が大好きで、〈レディーズマガジン〉という女性雑誌に掲載されているアージェント・グレイの小説のような恋をしたいと思っている…けど、夢見がちな反面、流されない性格のためか、なかなかロマンティックシーンに突入できないヒロイン。





ノエル・スコット

レディーズマガジン〉を発行しているスコット出版の若きオーナー。身長195センチ。
ヴィクトリア朝の出版人らしく、行動力がある一方、性格の基本ベースがややおっとりめで、女性には押しが弱く少々振り回されぎみ。
…とは言え、打たれ強い性格でもあり、めげずに恋愛アプローチ中。

アージェント・グレイにとって、かけがえのない仕事のパートナーでもある。







レスターベリー侯爵令嬢
レディー・エセル・コンスタンシア

美しい銀の髪を持ち、“銀のレディー”と呼ばれる、社交界の花。
上流階級のお嬢さまだが、階級の違うベルやノエルに、心から友情と愛情を感じている。
やさしく気高くエレガント、かつ毅然とした性格。
英国1の完璧なレディーとまで言われる彼女であるが、実は意外にも……。





アージェント・グレイ

「レディーズマガジン」に小説を連載中の、ベルの憧れの作家。
外見に似合わず、ひとたび口を開けば、完璧なロンドン下町訛り・コックニーが機関銃のように飛び出す.

ノエルとベルの事が大好き。
8歳の時まで救貧院で育った彼には、ある秘密が…。






マーティン卿
クライブ・クラランス・レスターベリー

レスターベリー侯爵家の跡取り息子。
エセルを溺愛していて、妹のためなら何でもしようという兄だが、ベルのことも可愛いなと思っている。
友人の弁によると「性格はいじわるだが信頼できる男」

ちなみにノエル・スコットとは相性最悪。






クローブ男爵令嬢
ミス・ポーリー

ベルの教え子。
両親が仕事に社交に忙しいため、おばあさまの屋敷で暮らしている。
ベルをとても尊敬している素直なレディー。




レスターベリー侯爵

レディー・エセルとマーティン卿のパパ。
娘にも息子にも周囲にも理解ある父親。
ノエルとベルの事も気に入っている。
その懐はある意味大きすぎ、まわりを困惑させることしばしば。
レディー・エセルそしてアージェント・グレイの秘密の発端は、この侯爵閣下。






レディー・エセルのばあやさん

エセルを育てたばあやさん。
口癖は「わたくしの最愛のおじょうさま!」
いつもほがらかで暖かい、レディー・エセルにとってかけがいのない女性。

もと看護婦だっただけあって、気丈きわまりない性格。






トミー & ラムさん

スコット出版のラムさんは、先代ミスター・スコットが起こしたスコット工房時代から勤めているベテランの名彫版師。
幼い頃からノエルを見守ってきた人でもある。

トミーはノエルを兄のように慕っている、見習いの男の子。
午前中は学校に通い、午後はスコット出版で働いている。



エヴァローズ牧師(故)

ベルのパパで、英国国教会の牧師。
当時、女性への教育は一般教養程度が普通であった中、彼は娘のベルに様々な学問を教え込んだ。

童話を作り、語り聞かせる名人だった



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1870年代は19世紀前半とは変わって、女性達が自分の生き方を自己主張し始めた時代です。
レディー・ヴィクトリアンは、そんな時代を舞台に、"女の子達"の[ヴィクトリア時代]を描いた物語です。

時代の設定は主に1870年代後半ですが、ヘアスタイルや衣装のデザインは、当時のファッション雑誌をもとにしつつ、多少の年代のずれや幅を持たせて作画を行っています。

作中に登場する、ロンドン以外の村名等の地名には、実在の地名をもとに、オリジナルな名称をつけています(地図上の位置はそのまま)。

例/コッツウオルズ地方・ウィンチ・クーム →→ ウィンチ村

例/ケント州・トンブリッジウェルズ →→ ティンブリッジ